その場の空気が読めないヤツっているよね~。
特に仕事が一番てんぱってる時に、そーゆーヤツがいると苦労する。
本日はそんなネタっす。
昨夜、夜中にイギリスとの衛星回線を使っての仕事をやってました。
で、ちょっとした休憩用に皆でつまめるように、お菓子袋を幾つか買って持っていってたの。
もちろん自腹。
なんせ今日は夜中の徹夜仕事。
これで、スタッフの休憩時に安らぎの時間が取れるのなら安いもんだしさ。
ところが、仕事の準備の段階で思ったより時間がかかり、衛星回線が開くまでに私の部署がしなければならないスタンバイがなかなか終わらなかった。
今回の仕事には、私の部署からは2人が参加。
焦る私と後輩。
うーむ。間に合うか?いや、間に合わせなければアカンねん!
そんな焦りを感じ始めた頃、空気の読めない先輩Jさん登場。
そのJさん、仕事の準備作業はすべて下の立場の人間にやらせていた為、本人はいたって何もする事がない。
よっぽど暇だったのであろう。
横でデカイ声で世間話を始め、私に同意を求めてくる。
あーっ、うるさいっ!
頼むから作業の邪魔すんな!
あっちへ行っててくれよ。
内心はキレてても、相手は先輩なので声に出して怒れない。
最初は適当に相槌を打ってた私だが、作業時間がホンマに無くなってきたので、最終的には完全無視。
そうすると、少し離れた場所で作業していた後輩に話しかけ始めた。
後輩も困っているようだ。
勘弁しろよ~。
後輩と私はお互い無線機で連絡を取り合いながら作業していたので、無線機で後輩にこう言った。
『おーい。マジ時間がやばい。作業のスピードアップしないと間に合わないよ。』
さすがにJさんは黙った。
さて、私たちがバタバタしてる間に、他の部署はスタンバイが無事終わったようです。
手が空いたは他部署の先輩Nさんは「何か手伝う事ある?」と言ってくれた。
うぇ~ん、ありがたいよぉ~(涙)
でもね、ちょっとこの準備は他の部署の人にはわからない作業なのよね。
『ありがとうございます。でも、回線が開通するまでには終わりそうです。
あ、良かったら差し入れでお菓子を持ってきたんで、お茶菓子にどうぞ♪』
Nさんは差し入れをとても喜んでくれた。
「じゃ、オレは2人に飲み物をおごってやるよ。何がいい?買ってきてやるから」
と、そこにJさん再登場。
J 「あ、なんでココにお菓子が一杯あるの?」
Nさん 「ゆ~の差し入れだよ。気を使ってくれたんだよ」
速攻、お菓子の袋に手を突っ込みながら、Jはこうのたまった。
J 「こんなんばっか食ってるから太るんだよ」
ブッツリ!
堪忍袋の尾が切れた。
ゆ~ 『 ・・・・くうな (ドスの効いた低い声で)』
J 「えっ?」
ゆ~ 『ツベコベ言うなら食わなくていい』
J 「なんだよ。そんな怒るなよぉ~」
ゆ~ 『(無言で睨みつける)』
Nさん 「そりゃお前、失礼だよ。差し入れて貰っててその言い方はないよ」
J 「い、いやっ、俺は別に食べたいわけじゃないから・・・」
Jはそそくさと逃げて行った。
ん?
おぃ、J!
逃げながら手にお菓子を掴んでるのはなぜだ?
Nさんに小声でスミマセンデシタ・・・と謝ったら、Nさんは大爆笑し始めた。
Nさん 「いや、アイツにはいい薬だよ。
あんなだから、普段から皆に相手にされてないんだよな。
しかしお前、マジキレしたな。迫力あったでぇ~。
アイツ、ホンキでビビってたもんな。面白かった~(爆)」
うん、確かにあの反応は面白かった。
たまにはキレてみるのもいいもんだな~♪
追記: 仕事は無事に終了したっす。やれやれ。
『母ちゃんもたまにはすっきりしなきゃね♪ By椋(むく)』