すみません、まだまだこのネタ続きます。
先はまだまだ長いっす(笑)
私が大型2輪免許を目指して教習所通いを始めた頃、N氏が行きつけのバイクショップの店長にその事を話したの。
ところが展示されてたバイクはメーカーからの連絡で別の買い手が見つかり、今日明日中にも別の店舗に移動する事が決まってしまったそうなんです。
その話を聞いてちょっとガッカリしたアタシ。
でも、通い始めちゃったもんはしょうがないし、このまま頑張るしかないもんね。
で、次の実車がいよいよ中型2輪の卒業検定だという時、N氏の携帯に店長から電話が入ったそうなんです。
店長 「奥さんが欲しいって言ってたバイクなんだけど、
メーカーに在庫がもうあまり無いらしい。
どーする?押さえとく?」
N氏からもどーする?って聞かれたんだけど、どーするったってあーた、大型2輪免許取得できるのはまだまだ先の話っすよ。
抑えるも何も、無事に取得できるかどうかもワカランし。
すでに気持ちは結構凹んでるからなぁ(笑)
中型まで取れたらそれでもいいやーって半分思い始めてた時期だし。
今の自分のウデで大型を無理やり取るより、しばらく中古の中型バイクを購入して、1年くらい乗ってマニュアルの練習するのも手だとつい思っちゃうだよなぁ。
というか、すでにその方向で気持ちが固まりつつあった。
とりあえずN氏と2人でショップに向かい、店長に話を聞いてみる事に。
店長によると、私が欲しいバイクの色が去年の限定色で、すでにメーカー在庫が3~4台程度らしいって話であった。
とりあえず現時点での在庫確認だけメーカーさんにしてもらうようにお願いした。
で、この先に自分が大型免許を無事に取得できたら、その時もう一度在庫確認してもらって、在庫が残ってれば購入を考えてみようかなーって思ってね。
さて、その後の中型2輪の卒業検定。
なんと無事に一回でクリア!
うほほ~い♪と喜び、N氏と2人でバイクショップに報告をかねて中型バイクでいい程度の中古車があるかどうかを聞く為に店舗まで足を運んだ。
ショップに一歩足を踏み入れると、目の前にはアタシの欲しかった大型バイクが1台展示されていた。
バイクには「お客様のバイクです。お手を触れないで下さい」との表示が・・・
ゆ~ 『くっそぉ~、誰かこのバイク買ったのね。
コレで在庫がまた減ったって事かぁ。』
N氏 「仕方ないじゃん、やっぱこの色綺麗だしさー。
欲しがる人ってやっぱ居るっさ」
などと2人で話しつつバイクの正面に回ると、購入者の名前が貼ってあった。
『椋ちゃんちのゆ~様』
へ?
なんですと?!
アタシですか?
呆然と入り口で立ち尽くす2人の前に、店長がにこやかに登場~。
店長 「あ、コレ入荷したよ。
いやー、在庫聞いたらあと3台だって言うからさー。
とりあえず押さえとこって思って押さえたらさ、電話した翌日には
モノが来ちゃったんだよね
♪」
いや、店長、
♪マークはいらんし。
っていうか、在庫確認だけお願いしたハズじゃぁ・・・
店長 「だって大型免許取りに行くんでしょ。
無事に取れるまでウチで展示しておくから大丈夫だよ。」
いや、大丈夫ってあーた、これから免許センターで中型免許に書き換えて、それから改めて自動車学校に入学しなおすんですよ。
どう見積もっても1~2ヶ月はかかりまっせ。
それに、まずは中古中型バイクを買おうかと・・・
店長 「あのね、こういうのは乗りたいと思ったらドンドン進まなきゃ。
それに、中古とはいえ中型買ってまた大型に買い換えるって
出費デカイじゃん。
このバイクだったら大型とはいえ乗りやすいバイクだし、
初心者でも大丈夫。
このまま大型まで取っちゃえよ。
モノがこうやって来てると張り合いが出るっしょ
♪」
いや、店長、だからその
♪マークはなんなのよ(焦)
うーむ、店長の言い分ももっともで解るんだよねぇ。
店長 「それに、今奥さんが乗ってるビックスクーター。ウチで買い取るから。
ウチで全部面倒みてるから車体状況は解ってるしさ。
ある程度いい値段で引き取れるから。
そしたらこのバイク買うのも全然楽だし、手続きもウチでやるから
問題ナシっ!
あ、無事に免許取れるまでは買取りも待つよ。
学校に通うのにも足が要るっしょ。」
うむむ・・・
そりゃ魅惑的なお言葉ですけど・・・
でも、まだまだ大型免許取得までの道のりは遠すぎますぅ~。
そういえばこの店長、前科があったっけ・・・(遠い目)
実はN氏も同じ目にあってるのであった。
それはN氏の今のバイクの前の話。
N氏のバイク遍歴って、最初の中型は中古でこのショップで購入。
近所だからという理由で行ったこのショップ。ものすご~く面倒見も良く、当然購入したバイクは中古のわりにはかなり調子も良くてお気に入りであった。
その後、1年以上経った頃にN氏大型2輪免許を取得。
N氏にはどうしても乗りたかったバイクがあり、そのショップには展示されていなかった為、ネット検索を使って別の店舗で見つけて買い換えた。
ところがそのバイクと店舗が超曲者。
オイル漏れが酷くてまともに乗れる状況ではなく、店舗に何度持っていってもなおらない。
しかもまともな対応はしない。
だって、水でざっと洗った直後に5分くらい様子見て「オイル漏れなんてしてないですよー」などとのたまう。つまりは預かってじっくりチェックしようとしないのだ。
困り果てたN氏は最初にお世話になった近所のショップに持っていって見てもらうと、なんとエンジンのNoと車検証のNoが微妙に一致しない事が判明。(普通、そんな事はありえません)
店長 「こんなバイク掴まされちゃって・・・
ウチではこんな商売絶対しないぜ。
購入したショップにキチンと買い取ってもらえよ。
買って殆ど乗れてないんだから、持ってても仕方ないじゃん。
あ、その際、ちゃんと買った値段で引き取ってもらえよ。
あまりにもモメるようだったらオレも話ししてやっから」
購入してそんなに時間が経って無かった事と走行距離が殆ど進んでなかった事。そして、何度もその問題のショップに足を運んで点検を依頼し、それでも状況が一向に改善されなかった事で、そのバイクは問題の店舗に無事に引き取ってもらえたんです。
問題のバイク問題が解決し、それを報告する為に行きつけのショップに。
店長は報告を聞いて大喜び。
店長 「あのな、ショップってちゃんと選らばなきゃダメだぜ。
やっぱりシロウトじゃ解らない所ってあるだろ?
ソコにつけこんだ商売やっちゃイカンのよ。
そんな商売はウチじゃ絶対しねえしよ。
で、このバイクどーよ。いいだろ~♪」
N氏 「いいですね~。
でも、今回こんな騒ぎになっちゃったし、嫁に許可とれるかどうか・・・」
店長 「大丈夫だろ、あの嫁さんじゃぁ」
N氏 「でも、まずは相談してからって事で」
と会話して帰ってきたN氏。
その話を聞いてアタシは「あのショップであの店長だったら安心だわ。どうせ買うんならちゃんとした店で買ってちょーだい。でないと心配で仕方ないじゃん。どうせ乗るために取った免許だし、乗らんともったいないわ。それに、近所のショップだから何かあってもすぐ対応してもらえるしさ」と返事。
喜んだN氏はさっそく次の休みにアタシと2人でショップへGO!
「このバイクなんだけど・・・」と指差すN氏。
それをみたアタシは思わず大爆笑。
ゆ~ 『ぎゃはは。
すでに「購入者 N氏」と貼ってあるじゃん!』
店長 「あ、他の買い手がつくとマズイから、とりあえず貼っておいた」
店長・・・商売上手すぎです(笑)
しかし、夫婦揃って同じ目に合うとは思わなんだよ~。
あ、でも、本当にいいショップだし店長さんなの。
このショップでお世話になり続ける以上は、安心してバイクに乗れるって心底思えるもん。
やっぱりその安心感ってデカイです。
そんなわけで半分強制的に大型2輪免許に挑戦することが決定~★
ってなワケでまだまだこのネタは続くっ!
「母ちゃん、話が長すぎ~ By 株 」