先日、早朝勤務の為に4時半起きのアタシ。
寝てるN氏を起こさないように、薄暗い部屋の中を気をつけながら出社準備中、猫~ずは起きちゃったらしくバタバタと走り回り始めたのだ。
『まったくもぅ~。父ちゃんを起こしちゃダメよ~』
と洗面所から声をかけつつ準備してたら、ふとリビングが静かになった。
『どうしたんだべ???』
洗面所から出た私の目に飛び込んだ光景は・・・
血があっちこっちに点々とついた絨毯。血の匂いをふんかふんかと嗅ぐ猫~ず隊。
んげっ!!!
あわてて5猫~ず隊を目で確かめる。おかしな動きをしてるのは・・・
椋だぁ~!!!
あわてて部屋の電気を点け椋を抱きかかえる。
気が動転しちゃってるのか出血場所がわからない。ひ~ん(泣)
思わずN氏を起こす。
目覚めたばかりのN氏は寝ぼけてたが、「椋のどっかから出血してるの~」と泣き声で言ったらガバッと起き上がった。
N氏が椋を抱きかかえ入念にチェック。
あったぁ~、出血場所。
右後足の一番外側の爪が剥がれてしまってる。
N氏の布団近くに剥がれた爪も発見。
綺麗にすっぽり剥がれてしまったようです。
結構出血も多い。
時々、後足を伸ばしては、ピピピッと足についた血を振り払うような動きをしてる。
うーん。。。。
とりあえずやさしく血をふき取り
シルバーハイポテンシャル(略してハイポ)で消毒。
しばらくすると出血は止まったよう。
剥がれた爪の部分を噛んだり舐めたりはそんなにしていなかったのだけが唯一の安心材料。
だって、舐めたりしたらもっとひどい状態になっちゃうもんね。
出社時間の迫ったアタシは泣く泣く出社。
(自分がチーフの仕事を抱えてたので、どうしても休むワケにはいかなかった)
今日はN氏も出社しなければならない。
うーむ、どうするべ。
とりあえずは仕事が終わり次第、速攻で帰ってくるしか出来ないなぁ。
N氏に、『出かける前に爪にもう一度ハイポを付けてね』と頼み出社。
さて、夜に帰宅。
絨毯に新たな血の染みが幾つか点々とはしていたが、爪の出血自体は完全に止まったよう。
椋の様子も普段とまったく変わらない。
念のためにもう一度ハイポを傷口に散布。
翌日はたまたまラッキーな事にOFF日。
朝、N氏を会社に車で送っていった後にそのまま病院へ直行。
先生に診てもらうと・・・・
「あれ~、綺麗に剥がれちゃいましたねぇ。
ここまで綺麗に剥がれちゃうと、逆に病院では何の処置もしなくていいですよ。
中途半端に爪が残ってたりすると取ってしまわなきゃならないんですけどね~。
剥がれた爪の部分も乾燥してきてますしね。
後は皮が生えてくるのを待つしかないです。
ただ、皮が生えてくるまでは少し時間がかかります。
それまで、あまり舐めたり噛んだりしないように気をつけて下さいね。
あまり舐めたりすると雑菌が入って化膿しちゃいますからね。
念のために化膿止めを3日分処方します。」
との事。
幸い、椋は剥がれた爪を舐めたり噛んだりはしてなかったけど、念のためにカラーを借り、薬を貰って帰宅。
その後の椋は何事も無かったように普通の状態。
カラーをつけるとものすごく嫌がり、逆に足元が危ないと判断して、とりあえずはつけずに様子を見る事に。
帰宅したN氏に詳しく説明したらN氏もほっと一安心。
椋用のカラーを「お前達もいつかはつけなきゃいけないかもしれないから、訓練しとくか?」と言いつつ他の子達に装着してるし。
な~にやってんだか(笑)
んんん・・・
しかし、どうして突然爪が剥がれちゃったんだろう???
別に爪が引っかかるような絨毯では無いんだけどね。
爪もきちんと切ってあげてるし。
落ち着いてからの椋は普段と同じようにドタバタ走り回ってる。
うぉぉぉ~い。
頼むからあまり走り回らないでくれぇ~。
『オレもちょっとビックリした By 椋(むく)』